T-CHAT

Vol.13
清原在住
河本順子氏(72歳)

・interviewer・Jamさん

今や東大和市の音楽関係者にとって、知らない人はいないというほどの河本順子さん。東大和市民合唱団「第九を歌う会」実行委員長。「アンサンブルフェア」主宰者。「しんぶんやまと」編集長。

Q. 合唱を始めたきっかけは何ですか?
幼児の時から歌は大好きで、3歳の時亡くなった父が「コンクールに出場させたい」と言っていたそうです。また、私の故郷津和野は田舎とは言え、文化人を多く輩出した進取の気風強い町で、私が小学3年の時から開催している近県学校音楽大会は今年第65回を迎えます。このコンクールの独唱・合唱部で何度か入賞したことが、その後の人生を音楽から離れさせなくした気がします。中学、高校時代も合唱部。結婚を契機に上京し、子育てを終えた40代半ばに、念願だった合唱団ひまわりに入団し、東大和でも合唱人生を始めました。東京で出来た大切な友人の大半は合唱仲間です。
Q.声楽のコンクール「アンサンブルフェア」を開催しようと思ったのはいつ頃からですか?
幼児の時から歌は大好きで、3歳の時亡くなった父が「コンクールに出場させたい」と言っていたそうです。また、私の故郷津和野は田舎とは言え、文化人を多く輩出した進取の気風強い町で、私が小学3年の時から開催している近県学校音楽大会は今年第65回を迎えます。このコンクールの独唱・合唱部で何度か入賞したことが、その後の人生を音楽から離れさせなくした気がします。中学、高校時代も合唱部。結婚を契機に上京し、子育てを終えた40代半ばに、念願だった合唱団ひまわりに入団し、東大和でも合唱人生を始めました。東京で出来た大切な友人の大半は合唱仲間です。
Q. 声楽のコンクール「アンサンブルフェア」を開催しようと思ったのはいつ頃からですか?

父や故郷の影響とひまわりを改称した「かざみ」の初代指導者のおかげで、お母さんコンクール全国大会出場や東京都アンサンブルコンテスト入賞が果たせ、仲間と心を合わせて目標に向かって向上し合うことの厳しさと楽しさにはまりました。いつか身近なところにそんな場を作りたいと心に誓っていました。切磋琢磨しながら称えあうそのコンクールをコーラス仲間に支えられ、3回継続できているのが、今一番幸せなことです。
Q精力的に活動されていますが、他にご趣味はありますか。また、そのエネルギーはどこから出てくるのでしょう。
5人の仲間と隔月に一度発行しているミニコミ紙作りです。街の片隅で何かに打ち込んでいる人にスポットをあてて紹介したり、大新聞で扱えない街の話題を届けることに張り合いを感じています。広告に協力して下さる店主さん達と生涯のおつき合いが出来ているのも財産です。他に陶芸も下手ながらやっています。
当市合唱連盟理事長在任の時、市民ホール建設支援コンサートを協力者と共に4回開催し、市に収益金280万円近くを寄付。ついに念願が叶い、開館に至ったことに感謝と責任を感じてるからだと思います。「稼働率高いホールに音楽関係者がします」と断言してしまい、自分が関わる音楽事業は絶対盛況にしなければという思いで、全力投球しています。これがエネルギー源でしょうか。でも頑張ることで自分も元気をもらっています。

Q. 東大和市に対する思いがとても強く感じられますが。
ミニコミ紙の仕事を30年近くしてきたので、私にとってこの町は第二のふるさとになっています。住人に国立音楽大学関係者が多く、音楽レベルの高いこの街の特色を生かして、「音楽溢れる街、東大和」にしたいと本気で思っています。それもアカデミックな街にです。第15回東大和市民合唱団「第九を歌う会」演奏曲に、日本の民謡を会で決めたのも、音楽人の底辺をもっともっと広げたいからです。ゆくゆくは自然豊かな狭山丘陵で、音楽フェスティバルが出来たらとも夢見ています。

素敵な笑顔でお話しする姿は、バイタリティ溢れる活動を想像させません。色々な夢を夢で終らせないために実行していく行動力に、こちらもエネルギーをもらいました。