T-CHAT

Vol.22
桜が丘在住 笠松文子氏(61歳)

・interviewer・Jamさん

東大和市30年在住。
東大和市スポーツ推進委員協議会 会長

■ご出身と、スポーツ推進委員になった経緯を教えて下さい。

広島県です。恩師の母校である、東京女子体育大学に入学。教員を目指していましたが、卒業後間もなく結婚し、しばらくは4人の子育てに専念していました。

身体を動かすことが大好きだったので、下の子どもが幼稚園入園とともに、東京都リーダーバンクの登録指導員になり、各市に派遣されて幼少児、親子体操、高齢者の健康体操等の指導をしていました。
若い頃はバレーボールをしていて、ダンス等は大学生の時だけの経験。最初は大変でしたが、指導に必要な技術や資格等は日々勉強しています。

現在東京都の登録指導員制度は廃止になっていますが、活動は継続しています。
東大和スポーツ推進委員は12年目。指導歴は30年程になります。

■東大和市スポーツ推進委員はどんなことをしているのですか。

高齢者の健康維持のための「東大和元気ゆうゆう体操」の作成に、話し合いの段階から関わりました。体操、音楽も市内の方で作成し、東京都健康長寿高齢医療センターのご協力も頂きました。

体力測定やボッチャ・キンボールなどのニュースポーツの振興、障害者スポーツの普及にも関わっています。
来年1月にパラリンピックに出場したバドミントン選手が来て、健常者と一緒に活動する事業も行ないます。

他に、多摩湖駅伝、ふれあい運動会、東京マラソンの協力にも行きます。

■地域スポーツクラブ「はぴねすまいる東大和」とは。

文科省からの要請で、地域スポーツクラブ「はぴねすまいる東大和」を国体が東京都で開催された平成25年に合わせて設立。そのクラブマネージャーをしています。
営利でなく、会員がスタッフになり、バドミントン、ボッチャ、ノルディックウォーキング等、どのスポーツでも会員になれば参加できるという会です。

現在小学生から80代の方が入会しています。ただ、指導員やスタッフなど、皆さん忙しい方が行なっています。

徐々に会員も増えていますが、市民体育館で活動しているので、通える方だけが参加している現状です。
市内のどこからでも通える交通手段があれば、地域外の方とも繋がることが出来ます。
これが今後の課題です。

■これからの東大和のスポーツについて。

若い頃は競技のスポーツをしていましたが、スポーツは楽しく、人と人とを繋ぐきっかけになるものです。
身体も心も健康で生きていくためにも楽しみながら身体を動かし、スポーツで人生の輪を広げてもらえればと思います。

■今後の活動予定■
グランドゴルフ大会 平成29年10月15日(日)
東大和ロードレース大会 平成29年12月3日(日)
障害者バドミントン大会 平成30年1月20日(日)
東京マラソン ボランティア 平成30年2月25日(日)
多摩湖駅伝大会 平成30年3月21日(水祝)
ボッチャ大会 日程未定(市報でお知らせします)

笑顔が印象的な笠松さん。
東大和のスポーツ振興に欠かせない方だと実感しました!