・interviewer・Jamさん
豊鹿嶋神社 宮司
「かしまさま」と呼ばれていますが、名称は豊鹿嶋神社です。707年創建。1466年の棟札があり、都内で現存する最古の本殿で、東京都の有形文化財です。この時代まで代々受け継がれてきたものを、今後守っていく事に使命を感じています。
青梅街道から続く参道があり、境内から富士山がよく見えます。
景勝に恵まれた地にあります。市内でもご存じない方が多いので、ぜひお出かけ下さい。
また、9月の例大祭には御神輿が地区をまわります。参道に露店も出てとても賑やかです。
神社のお祭りですが、芋窪の氏子や各自治会をはじめ、様々の団体のおかげで大変盛大に実施できています。
「雨乞い」が昭和30年代まで続けられていました。
小学生でしたが、記憶があります。
御嶽山まで水を汲みに行き、その日のうちに境内に届けられて、儀式を行いました。
不思議とその翌日には雨が降ったようです。
ものを大切にすること、人との関わり方については厳しく言われてきました。他は教えられると言うより、背中を見て育ってきました。
教科は数学。子どもたちと部活をしたり、楽しく充実していました。
教員生活は40年間。管理職はそのうちの17年間で、一教員では味わえない面白さがありました。
東大和一中で教頭を4年間。その後武蔵村山四中で校長になり、最後は東大和三中の校長を務めました。
それぞれやりがいのある学校でしたが、地域の想いが強く、学校だけに任せられないと、協力するパワーを学校に示してくれました。
子どもの良いところを見つけてその力を発揮させること。運動会・合唱コンクール等の行事でどれだけエネルギーを発揮させるかを考え実践していましたが、勉強に目を向けさせることは苦労しました。
現在は三中で学習支援を週1日しています。
宮司は直接神様とお話しをすることはありません。皆さんの思いを神様にお伝えすることが仕事だと思っています。
皆さんが神様にお願いや決意を伝え、そして神様の力をお借りしてその願いの実現に向けて努力する、その神様との仲立ち役をしている役割と考えています。
神社には、日本人が大切にしてきているものがあると思います。ぜひお出かけ下さい。
とてもやさしく穏やかな石井先生。今まで、本当に多くの方との出会いがあった方だと思います。
インタビュー中も参拝する方が多くいらっしゃいました。
まだ参拝されていない方、ぜひお出かけ下さい。
9:00〜16:00の間、予約を頂ければ、神社の案内も可能です。
お札やお守り等も、事前に連絡をして頂ければ、神社でお渡し出来ます。
■問合せ先:042-561-2858